ThinkX（東京都港区）は、外部APIを使用せずに高速で完全なデータプライバシーを実現する独自のリアルタイムマルチモーダルAIシステムを開発。Quantz®と名付けられたこのシステムは、営業や面接、社内管理など様々な分野でのコミュニケーション時間を削減することを目指している。

Quantz®は67万行の独自コードベースで構築され、高性能GPUサーバークラスター上で動作。30語以上の応答を800ms以内で行う能力を持ち、4件の特許技術を含む。ThinkX社のWebサイトによると、"相槌テクニック"を使わずに実質的な応答を提供するという。

Quantz®は業界最速水準の応答速度を誇り、完全なデータプライバシーを保つ。ユーザーはコーディングなしで10分以内に自身のWebサイトに音声対話AIを組み込むことができる。AIインフルエンサーのRohan Paul氏による紹介動画も注目を集めている。

ThinkX社は、Quantz®を通じて、顧客とのコミュニケーションを自動化し、プライバシーを重視したアーキテクチャを提供。同社の専用コンピューティングクラスターで処理される音声データは、第三者から隔離されており、顧客のデータプライバシーが保証される。Quantz®のデプロイは簡単で速く、セットアップ時間はわずか10分とされている。